設計はまず施主様の要望や条件をお聞きし、敷地についての調査を行うことから始まります。その上で敷地の使い方、建物の構造規模、間取り、外観など建物の概要を考えていきます(この部分までは基本設計と呼ばれます)。基本設計が定まれば、詳細な部分の検討を進め、これを実現する技術的な図面・文書を作成します(実施設計)。この時点では通常、施工業者は決定していません。設計図をもとに見積もりを依頼したうえで施工業者を選定します。また、建築確認などの公官庁手続きも行います。

ここから晴れて着工となり工事が始まることになりますが、これと平行して監理業務を行うことになります。監理業務では本来的な業務である工事のチェックのほか、見本などでの材料の確認、細部の仕上の指示、公官庁による検査の手続きなどを行います。

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